サントリーフーズ(株)の「パワーボンベ」を飲んでみました。
「サークルK」にて購入。
キャップを開けて、香りを嗅いでみるとデカビタCによく似ている。
正面に堂々と「デカビタC」と書いてあるので当然と言えば当然だが。
飲んでみると、デカビタCよりもあっさりめの味。
炭酸は多少強め。全体としてさっぱりとしていて飲み易い。
デカビタC独特の柑橘類を食した後のような後味は健在。
サッポロ飲料株式会社の「がぶ飲み メロンクリームソーダ」を飲んでみました。
会社近くの「デイリーストア」にて購入
表示はこんな感じ。
キャップを開けると、
メロンっぽい香りにクリームの甘い香りが合わさったクリームソーダの芳香が漂ってきました。
飲んでみると、
最初に軽く舌触りにアクセントをいれる程度の強さの炭酸が来て、
次にクリーミーな豊穣感あるコクがやってきて、最初の炭酸刺激を舌の上からとさっと掃きだします。
その間も鼻腔はボトルからあふれ出る甘い甘い香りの中に沈んだまま。
飲んだ後に口内と舌に乳の膜が薄く張っているのを感じました。
なんだかとても幸せな気分です。
ためしに商品名に習ってがぶ飲みしてみると、
炭酸が継続的に喉の辺りを刺激しますが、これがちょうど良い塩梅となっているのです。
強すぎず、弱すぎない刺激、つまり心地よい刺激。
絶妙な炭酸具合です。
カロリーは100mlあたり49kcalで
一本500MLで245kcalとなります。
カロリー表記参考元:
サッポロ飲料/がぶ飲み メロンクリームソーダ:
http://www.sapporo-inryo.jp/product/carbon/gabumellon/index.html
『文章読本』
谷崎潤一郎
中央公論新社(1996) 600円
文章読本 (中公文庫) | |
![]() |
谷崎 潤一郎
中央公論社 1996-02 おすすめ平均 |
世に出たのが昭和9年なので、今から70年以上昔にかかれた日本語文章の書き方本である。
美文の書き手と呼ばれた谷崎の文章の作法が作者自身によって語られる。
谷崎に言わせれば文章には以下の側面があるという。
・用語 …… 単語の選択。
・調子 …… 文章のリズム。
・文体 …… 表記のスタイル。講義体・兵語体・口上体・会話体
・体裁 …… 活字などを使用した文字組のヴィジュアル。
・品格 …… 文章の品位。
・含蓄 …… 日本語による「ほのめかし」の作法。
ではこれらを踏まえた上での谷崎にとっての「よい文章」とは何か?
「しかしながら、文章のよしあしは『曰く云い難し』でありまして、唯今も述べましたように理窟を超越したものでありますから、読者自身が感覚を以て感じ分けるより外、他から教えようがないのであります」(p83)
そう。この書においての谷崎の主張は基本的に「ほのめかし」スタイルで記述される。
理解よりも体得を目指すというのはいかにもアジア的というか。
とは言っても、このような谷崎の記述が文章をうまくなりたくて頑張っている人には非常に実践的に感じるのだから不思議だ。